- サッカーの基礎が知りたい
- オフェンスは何をすれば良い?
- 基礎を身につけるにはどうしたら良い?
そんな疑問を解決します。
- オフェンスの基本的な考え
- 基本を身につけるためにやると良いこと
サッカー歴15年以上の僕がお伝えします
オフェンスの優先順位
オフェンスの目的はゴールを決めることです。
何があっても絶対というわけではありませんが、ゴールが狙える選択肢があれば、そのプレーが第一選択になります。
ゴールを狙うのが難しい状況では、前進できる選択をしていきます。
「前→横→後ろ」の順でプレーを考えることが大切です。
サッカーをしていると、戦術や細かいテクニックなどが沢山あって難しく感じることがあるかもしれません。しかし、オフェンスの優先順位はシンプルです。
この優先順位でプレーできれば、相手にとって怖い存在になります。
オフェンスの考え
ボールを持ったとき
複数の選択肢をもつ
試合でボールを持つと、シュート・パス・ドリブルなどのプレーができます。
一つのプレーしか頭にないと、そのプレーが上手くいかない場合は相手にボールを奪われやすくなります。
例えば、ドリブルのことだけを考えてプレーすると、相手に囲まれた場合でも無理やりドリブルをすることしか出来ません。
ドリブルの他にパスのことも考えていれば、囲まれてもパスができるので、より良いプレーに繋がります。
ボールを持ってないとき
ボールをもらうのは高い位置
点を取るためには、ゴールにより近い位置でボールを受けることが大切です。
まず狙うのは相手ディフェンスのウラのスペースです。ウラのスペースが難しい場合はより高い位置でボールを受けることができれば、相手ディフェンスにとって怖い存在になります。
身体の向きを意識する
- 前
- 横(半身)
- 後ろ
前を向いてボールを持つことは大切です。前を向いていれゴールへ向かうことができます。
前を向くのが難しければ、横向きでボールを受けます。横向きであれば前を見ることもでき、前に向きをかえることもできます。
最後に考えるのは後ろ向きです。後ろ向きでボールを受けると、周りの状況がわかりにくく、相手にとってもあまり怖くありません。ですが、場合によっては後ろ向きでもボールを受けることでチームがボールを前進させることができることもあります。
大切なこと
駆け引きをする
ディフェンスはゴールを奪われないように、一番危険なゴールの近くは人数をかけて守っています。
そのゴールに向かって相手の守備を崩していくには、局面を打開していく必要があります。
一つ一つのプレーで駆け引きに勝つことは、局面を打開して試合を有利に進めることに繋がります。
例えば、パスをするように思わせてドリブル突破をしたり、シュートを打つとみせかけて切り返したりします。常に相手との駆け引きをすることが、最後にゴールを奪うことに繋がります。
相手のウラをかく
駆け引きに勝つこためには、プレーに複数の選択肢を持ち、状況に合わせてプレーをすることが大切です。そして、相手にプレーを読まれないためにも相手のウラをかくこと(相手の予想していないプレーをすること)は大切になります。
予測をする
どこにボールがこぼれてくるか、味方が誰にパスを出しそうかなど、常に予測しながらプレーをすることで、相手ディフェンスよりも先に動き出すことができます。そうすると、相手が動き出したときには自分はすでに有利なポジションにいることができます。
練習法
オフェンスの基本を身につけるためには、グループでの実践的な練習があります。
しかし、実践で相手と駆け引きをしたり、複数の選択肢を持ってプレーすることは難易度が高いことです。
実践で上達することも良いことですが、それと平行して基礎技術を身につけることも大切です。ボールを思ったとおりに扱うことができれば、今回の記事で書かれていることが実践で出来るようになっていきます。
サカタッチでは、初心者でもボールが触れて、ボールを見なくても足の感覚で扱えるようになることを目標に、ボールタッチ練習法を紹介しています。